東電から賠償金をもらっている人と、そうでない人と
私もよく分かってないのですが、福島原発の避難対象地域に該当する場所に住んでた人たちは、今も賠償金をもらっているはずです。
1人あたり10万円/月かな?これは精神的な賠償で、家の賠償とかは、また別。賠償金でマンションを2つも3つも買ってる人もいるそうです。
精神的苦痛をお金に換算するのは難しいので、適した額は私には正直わかりませんが、この賠償金のおかげで、今まで見たこともないような額のお金を手に入れている人がいることは確か。避難者が働きもせずパチンコに通いつめたり、高級車を買ったり、悪評も上がっているようですが、これも原発事故の弊害と言っていいと思います。その生活の是非は私が判断することではないが、確実なのは原発事故によって人生を狂わされた人がいるということ。
でもねー、誰がどれだけもらっているとか、全然わからないんですよね。そりゃ誰も言わないですからね、いくらもらってるかなんて。特に(よっぽどの馬鹿じゃなければ)多くもらっている人は言わないでしょうね。
もちろん、エリア単位の一律の支給額は、ちゃんと調べればわかるでしょうけど、それ以上のところは誰のふところ事情もわからない。それが疑心暗鬼とか、妬み嫉みを産む原因にもつながっているんです。被災者間で格差があるわけですから。
たった数キロ、下手すると数百メートルの違いで、家は失ったけど賠償金をもらってお金だけはある人と、家は失っていないけど、賠償金はもらえなくて、葛藤はありながらもそこに住み続けている人と、どっちが幸せなんでしょうか。ま、どっちもしっかり不幸ですね。